FDE伴走開発
エンジニアが現場に入り込み、課題発見から実装・定着・内製化まで“作り切る”。Palantir発祥のFDEモデルを、日本の企業向けに実践する伴走型支援(FDE支援)です。
FDE伴走開発とは、課題の発見から定着までを現場で担う支援
FDE伴走開発とは、エンジニアが顧客の現場に入り、課題の発見から実装・運用定着・内製化までを一続きで担う支援の形です。FDE(Forward Deployed Engineer)は、顧客の“前線”に配備されるエンジニアを指します。 株式会社SAIは、これをFDE支援として月額制で提供しています。
戦略提案だけのコンサルティングとも、要件どおりに作る受託開発とも異なり、「何を作るべきか」の特定から着手します。 向いているのは要件が固まる前の課題で、仕様が確定した大規模開発や既製SaaSで足りる課題には従来型の選択肢が適します。 ご相談し放題の顧問型から実働を含む伴走型まで、課題の規模に応じてご提案します。
FDEは米Palantirが確立し、OpenAIをはじめとするAI企業に広がる働き方です。 生成AIの登場で「技術の可能性」と「現場の成果」のギャップが大きくなったいま、 そのギャップを埋める存在として世界的に注目されています(詳しくは解説記事をご覧ください)。
約2分の動画でFDEの全体像を解説しています。
課題の観察から内製化まで、4つの工程を担う
業務観察・課題の構造化
現場に入り、実際の業務とデータを観察。インタビューでは出てこない本当のボトルネックを特定し、解くべき順番を経営・現場と合意します。
システム・自動化の実装
業務システム、生成AI・AIエージェントの業務組み込み、データ基盤・ダッシュボードまで。数週間単位で「動くもの」を現場に置き、使いながら磨きます。
運用定着の伴走
使われない理由をその場で潰し、業務の一部になるまで見届けます。定着の定義(処理時間・利用率など)を最初に決め、測りながら進めます。
内製化・技術移転
貴社メンバーと一緒に作りながらスキルを移転。ドキュメントと運用体制を整え、自社だけで改善が回る「自走」状態をゴールにします。
進め方は、相談・現場観察・最小実装・定着の4ステップ
要件定義書は不要です。初期は訪問、以降はリモート中心という進め方もできます。
Step 01
まずは相談
課題感を伺い、FDE支援が合うか率直にお答えします
Step 02
現場観察
数日〜2週間、業務とデータを観察し課題を特定
Step 03
最小実装
数週間で動くものを構築し、現場で検証
Step 04
定着・移管
運用に定着させ、内製化までを伴走
実装より難しいのは、作った後です。 最初の対象を1業務・1チームに絞り、使われ方を見ながら範囲を広げます。
FDE伴走開発の料金は月額制で、課題の規模と関わる体制で決まります
金額の一覧は出していません。顧問型と伴走型のどちらで始めるかが、決まり方の起点になります。
- 決まり方
- 月額制です。ご相談し放題の顧問型と、エンジニアの実働を含む伴走型のどちらで始めるかが起点になります。体制は、解きたい課題の規模と関わるエンジニアの人数で決まります。対象業務にいまかかっている時間と人数を伺い、必要な体制を一緒に見立てます。
- 含まれる範囲
- 顧問型はご相談し放題です。伴走型では、これにエンジニアの実働が加わります。業務の観察と課題の特定から実装、運用定着と内製化への技術移転までが支援の範囲です。
- 契約期間の考え方
- 期間は案件ごとにご相談します。最初の対象を1業務・1チームに絞り、使われ方を見ながら範囲を広げる進め方が前提です。定着の指標を先に決めておくと、続けるか広げるかを判断しやすくなります。
- 開始までの目安
- 早ければ、ご相談の翌週から動き出します。着手後の数日から2週間は、現場の観察に充てます。開始の時期は体制の空き具合と貴社側の準備によって前後します。
- 別途かかる費用
- クラウドや外部サービスの利用料などの実費は別です。AIツールやSaaSの利用料も、月額には含みません。何が含まれ、何が含まれないかは契約時に書面で確認します。
費用の考え方・受託開発との違い・向き不向き・失敗例に答える
Q. 要件定義書がない状態でも依頼できますか?+
できます。何を作るかが決まっていない段階から、現場の業務とデータを見るところで着手します。最初の数日から2週間は観察に充て、解くべき課題を一緒に言葉にします。仕様を先に固めるのではなく、動くものを見せながら決めていく進め方です。
Q. 受託開発・SES・コンサルティングとの違いは何ですか?+
受託開発は確定した要件を受けて開発し、納品で完了します。SESはエンジニアの稼働時間を提供する契約で、何を作るかの判断は発注側に残ります。コンサルティングは提案までを担い、実装は別の会社が受け持つことが多い形です。FDE支援は「何を作るべきか」の特定から入り、現場で使われて成果が出るまで伴走します。
Q. どんな会社に向いていて、どんな会社には向きませんか?+
向いているのは、業務が非効率でもどうシステム化すべきか決まっていない会社です。生成AIを業務に定着させたい、PoC(試作での価値実証)止まりを脱したい、外注依存から抜け出したいといった課題も同じです。向かないのは、要件が完全に確定した大規模開発や、既製SaaSで足りる課題です。この場合は従来型の選択肢をおすすめします。
Q. 費用はどのように決まりますか?+
月額制で、課題の規模と関わる体制に応じて決まります。ご相談し放題の顧問型から、エンジニアの実働を含む伴走型まで幅があります。費用対効果は、対象業務にいまかかっている時間と人数を基準に一緒に試算します。
Q. FDE支援でよくある失敗は何ですか?+
動くものを作った時点で手を離すことです。使われない理由は現場にしかなく、放置すれば元のやり方に戻ります。株式会社SAIは処理時間や利用率といった定着の指標を先に決め、測りながら適用範囲を広げます。